AV業界はひと昔前と比べ、コンプライアンスが守られる一方で、稼げない女優や過酷なジャンルのAVが増えてきていて、ある面では、仕事内容やAV女優の私生活が共に過酷になってきています。
今回のコラムでは、①過酷なAV女優のリアルな私生活、②過酷のAVの撮影秘話、③過酷な状況を避けるためのコツを紹介します。
▽この記事でわかること
過酷な私生活を送るAV女優のリアル
「家賃4万円風呂なし、AV女優の過酷すぎる貧困 |東洋経済online」で紹介されている通り、貧乏な暮らしを強いられるAV女優がいるのも事実です。
ひと昔前と違い、全ての女優さんが稼げるわけではないため、稼ぐために過酷な撮影に参加するAV女優もいます。ここでは、過酷な生活を送るAV女優の私生活を紹介します。
家賃5万円のアパートで生活する元単体女優
単体女優としてデビューしたAさんは、メーカーとの契約が終わると、企画単体女優として活動していました。
出演作が重なるごとにギャラは下がっていく一方で、現在では一本あたりに5万円〜15万円程度しか稼げないそうです。一ヶ月あたり3〜5本程度しか仕事の依頼が来ないため、貯金を食いつぶしながら、生活をしています。
過酷な仕事ばかりこなす企画単体女優
企画単体女優として活動中のBさんは、アナル開発や、複数人プレイなどハードな内容のAVに出演しています。
作品のジャンルも選ばないため、メーカーからの信頼も厚く、出演本数も多いこともあり、月に100万円近く稼げていますが、メーカーから依頼が来る仕事は、過酷な企画ばかりです。
視聴者は、よりハードな内容を女優さんへ求めるため、徐々に過酷内容の撮影が多くなったのでしょう。
※やりたくない仕事内容への対処方法について「過酷な仕事内容はNGに指定する」にて後述します。 |
AV撮影における過酷な企画内容
実際にあった過酷な撮影を以下にまとめました。
獣姦モノで犬が暴走した
犬や虫など、人間以外の生物とのセックスシーンの撮影は、意思の疎通が困難なためなかなか上手くいきません。犬が暴れてケガをしてしまったり、撮影が中断してお蔵入りになってしまったケースもあるようです。
しかし、最近では獣姦モノの撮影の際にはきちんと教育された動物を出演させています。
性病にかかってしまった
撮影後に性病にかかってしまうケースも昔は多々ありました。しかし今では撮影前に性病チェックが徹底されているのでこういったケースはごく稀と言って良いでしょう。
突然の大爆発
AV撮影中に、セットを爆発し、出演女優のマネージャーが火だるまに。しかしこれはドッキリであり、はじめから安全性を確保した上で行われました。尚、爆破企画の中には、一千万円という高額を投じて行ったものもあります。
突然のカースタント
AV撮影中に、突然見知らぬ車が登場し拉致されて、車内にベルトで固定され裸のままカースタントに。こちらも上記同様ドッキリになるのですが、もしかしたらドッキリ撮影であることを事前に打ち合わせ済みの可能性もあります。
いずれにせよ、事前に行われると知っていたとしても過酷な撮影であることに間違いありません。
生理中の撮影で体調に負担がかかった
女優さんの生理と撮影日が被った場合、負担を減らすために女優さんの膣の中へ海綿を入れて撮影をします。しかし、生理中は、体調が安定しないことや、股が出血することを考えると撮影は過酷でしょう。
もし、体調がきついようでしたら、代理で出演できる代わりの女優さんを探すので早めに申してください。
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過酷なジャンルのAVは実はヤラセが多い
過酷な撮影の例をあげてきましたが、実は生中出しや、スカトロ、放尿プレイなど、過酷と思われるAVはヤラセであることが多いです。
バナナやミルクを原料に作られた精液が使われるなど、ヤラセをヤラセと見せない技巧が使われています。
AV女優が過酷な状態から抜け出すためには?
最後に、過酷な撮影内容に不安がある女性に向けて、対処方法を紹介します。
過酷な仕事内容はNGに指定する
もしどうしても不安がある場合は、苦手な撮影内容をNGに設定しましょう。面接や打ち合わせでNG指定できます。
人権団体などの相談窓口へ問い合わせる
また、過酷なプレイを強要するようなプロダクション、メーカーに遭遇した場合は、人権団体や、公的機関の相談窓口へ問い合わせてみるといいでしょう。
《出演強要に関する相談窓口》
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