AVの世界では本番行為を『絡み』と呼びます。絡みはAVで一番の見せ場ですが、絡みについて不安に感じる女性は多いようです。
今回のコラムでは、どのようにして絡みが行われるのかを紹介します。
▽この記事でわかること
一般的なAVの絡みの回数とギャラの相場!
AV一本あたりの絡みの回数は、出演形態によって異なります。
単体女優の場合:2回〜4回
単体女優とは、特定のメーカーが製作する単体作品(一つのAVにつき出演するAV女優が一人の作品)だけに出演するAV女優のことです。
全てのシーンに出演するため、単体女優が出演するAVでは、男優さんとの絡みが3回〜4回あります。また絡みに加え、手コキやフェラなどの撮影もこなさなければなりません。
■撮影内容の例
- インタビュー
- 前戯
- フェラ
- 絡み(1回目)
- オナニーシーン
- 絡み(2回目)
- 手コキ・フェラ
- 絡み(3回目)
- イメージシーンの撮影
- パッケージ写真の撮影
※1日〜2日かけて撮影が行われます。シーンとシーンの間で30分近くの休憩・着替えの時間が設けられます。
企画単体女優:1回〜3回
企画単体女優は、単体女優と同じくソロでAVへ出演するAV女優です。単体女優と異なり、特定のメーカーだけでなく複数のメーカーのAVへ出演できます。
単体女優と同様、1回〜4回の絡みに加え、フェラや手コキなどをこなさなければなりません。
■撮影内容の例
- インタビューを含めたデート映像
- 前戯(クンニ・フェラ・69)
- 絡み(1回目)
- 手コキ・フェラ
- 絡み(2回目)
- イメージシーン・パッケージ写真の撮影
企画女優:0回〜2回
企画女優とは、複数のAV女優が出演するAVへ出演するAV女優です。絡みのある仕事もありますが、抵抗のある女性には絡みのない仕事もあります。
■撮影内容の例①(絡みあり)
- 簡単なインタビュー
- 前戯(バイブレーターのようなおもちゃプレイ含む)
- 手コキ・フェラ
- 絡み
※絡みがある場合の撮影時間は半日程度です。
■撮影内容の例①(絡みなし)
- 脱衣
- おもちゃによる簡単な前戯
- 手コキ・フェラ
※絡みなしの場合、撮影時間は2、3時間程度です。
絡みの回数とAVのギャラの相場
続いて絡みの回数とAVのギャラの相場を確認しましょう。
絡みの回数が2回〜4回の場合
- 単体女優の場合:50万円〜150万円
- 企画単体女優の場合:10万円〜50万円
絡みの回数が1回の場合
- 企画単体女優(※)の場合:7〜15万円
- 企画女優の場合:3万円〜15万円
※主にハシゴ酒やはめ撮りなどネット配信の素人系AVは、映像時間も短いため、ソロ(企画単体女優)だけど絡みの回数が1回の場合がありますが、絡みの回数が少ないためギャラも低くなります。
絡みなしの場合
- フェラ・手コキだけの場合:2〜3万円
- 脱ぐだけの場合:1万円以下
- エキストラ(男優との接触がゼロ)の場合:1万円以下
※エキストラは、現場にいるだけで脱ぐことなく男性との接触が全くありません。メインの女優さんの姉妹役など、ストーリー性のあるAVで募集していることが多いです。
AVの絡みとプライベートのセックスとの違い
プライベートのセックスと、撮影で行われるセックスは全く違います。
愛し合うためのプレイではない
カップルの間では、お互いの愛情を確かめる目的でセックスをしますが、AVのセックスには愛情はありません。恋愛ドラマで共演する俳優と同じで、AVに出演する女優さんと男優さんは行為には及びますが、あくまでも演技です。
満足させる相手は視聴者である
プライベートでは、互いが気持ちよくなるためにセックスしますが、AVでは視聴者を満足させるために行います。
そのため、プライベートよりも、わざと大きな声を出して感じている素振りを見せたり、ジュボジュボ音を立てながらフェラしたり、またはフェラをするとき、わざとらしくない範囲でカメラ目線になったりします。
女優さんも男優さんも自分が気持ちよくなることは後回しです。
【関連記事】:「AV撮影中は気持ちいい?|AVの快感に関する取材まとめ」 |
中には楽しむ女優さんもいる
AVの絡みは、事務的に行われますが、中には、撮影を本気で楽しむAV女優さんもいます。AVに限らずですが、撮影を楽しめると一番ですよね。
知らない男優さんと『絡み』をするのが不安な女性へ
知らない男性と絡みをすることに不安がある女性も少なくありません。
事前に苦手なタイプの男性について質問するので、『太っている男性は受け付けない』、『年配の男性はちょっと…』など、共演したくない男優さんのタイプを教えていただければ、キャスティングの対象から外すよう、制作サイドにお伝えします。
AVに出演したいでも、絡みはどうしても嫌な方へ!
AVに出演したいでも、どうしても絡みに抵抗がある女性はどうすればいいのでしょうか?
フェチ物AVへ出演する
絡みが嫌な女性は、マニア向けのAVへの出演をオススメします。盗撮モノや、陵辱モノなどマニア向けのAVは、男優さんとの絡みがないことが多いからです。
出演料の相場は以下の表を参考にしてください。
仕事内容 | 特徴 | 給与(数時間) | |
盗撮モノ | 公衆トイレ、試着室での一部始終の盗撮(設定上) | 顔にぼかしが入るため顔バレのリスクが少ない | 1万円~3万円 |
陵辱モノ | イラマチオ、言葉責めを受けるなど | Mっ気の強い女性に向いている | 1万円〜5万円 |
フェラ・手コキだけの撮影に参加する
絡みが嫌な女性へ、エキストラとして、またはフェラ・手コキだけをする素人女優として、AVへ出演することをオススメします。
《仕事内容の例》
- 街角で素人としてインタビューを受けるシーン
- ナンパされた体で車の中での手コキ・フェラの撮影
ギャラは少し低額(1万円〜3万円)ですが、30分〜数時間以内で終わるので、一般のアルバイトよりはコスパよく稼げます。
絡みがどうしても苦手な女性へ
どうしてもアダルトビデオの撮影に抵抗がある場合は、AV以外のお仕事も検討してみてはいかがでしょうか。チャットレディやキャバクラ、治験など、楽に稼げるお仕事はあります。
オススメの一覧についてまとめてありますので、興味ある方は参考にしてください。