AV女優の対象年齢は、18歳以上(高校生不可)であることが多いです。これは法律に反するからですが、プロダクションによっては未成年の女性を募集していません。
18歳以上なのか20歳以上の女性なのか、プロダクションによって募集する女性の年齢は異なります。この記事では、法律の観点から、AV女優の対象年齢について説明します。
▽この記事でわかること
法律から見るAV女優の対象年齢
まずAV女優の対象年齢は、風営法や条例により制限を受けます。
風営法、条例により高校生含む18歳未満は出演できない
風営法、青少年保護育成条例では、風俗営業をする上で18歳未満の者を働かせてはいけません。そのため必然的に18歳以上の女性を募集することになります。
未成年の女性は保護者からの同意が必要である
しかし、民法上は未成年者が法律行為をするにあたり、法定代理人つまりは親御さんの同意を得なければならないとされております。
参照:民法5条
つまりは18歳以上でも未成年者の場合、AVへ出演するためには親権者からの身元保証書が必要だということです。しかし、実務的なところでは、短期雇用労働者において、親権者からの同意を全て確認することは不可能に近いでしょう。
18歳以上であれば高校生でもAV出演できるの?
高校も最後の学年になると、誕生日を迎えれた段階で、全ての方が18歳を迎えます。留年した場合、18歳どころか在学中に19歳以上になりますが、18歳になれば高校生でもAVに出演できるのでしょうか?
風営法や条例では18歳未満の方を対象としているため、理論上は18歳以上であれば高校生でも働くことは可能です。しかし、多くのプロダクションの求人では『高校生不可』と表示されており、現役の高校生は採用しないでしょう。
余計な危ない橋を渡りたくないからです。
JK(女子高性)のAVは違法じゃないの?
しかし、中には、JKモノと呼ばれる女子高性を題材にしたAVもあります。こういったAVの多くは、リアルな女子高生ではなく、18歳以上の女優さんが女子高生を演出していることが多いです。
そのためこのジャンルのAVの作品の多くは、タイトルに『女子”高”生』ではなく『女子”校”生』と表記されています。