今やAVは、男性のみならず女性のために作られるようにもなりました。
この女性向けAVは従来のAVとは異なり、女性のツボを突くストーリー、アングル、そしてAVに出演するイケメン男優の「エロメン」。
そのニーズは今も増加傾向にあり、3000本売れればヒットと言われるAV業界において、女性向けAVは1万本以上ものヒット作を世に出しています。
今回はこの女性向けAVの発祥や、特徴・魅力について掘り下げていきたいと思います。
▽この記事でわかること
女性向けAVは女性をターゲットにした初の試み
数年前までAV市場は当然男性向けのAVしかありませんでした。では、ここまで女性向けAVの人気が高まったキッカケは、一体何だったのでしょうか?以下に記述していきましょう。
女性向けAVの火付け役はファッション雑誌
女性向けAVのブームのキッカケは、何と2000年代半ばに発売されたファッション雑誌の「an an」“セックス特集号”でした。
女性でも見れる、女性が見て参考になる、女性が見て楽しめるSEXのハウツーDVDを付録にして発売したことで、SEX好きな女の子がハマッたのはもちろん、今までアダルトの世界に対して奥手であった女の子の興味も見事に引き出すこととなりました。
もともと男性向けAVに嫌悪する女の子が多かった!?
女性向けAVレーベルSILK LABO(シルクラボ)の実態
そしてそのような女性向けAVを最初に手がけたのがレーベルがSILK LABO(シルクラボ)です。
激しく膣をかき乱すシーンや、乱暴するシーンなどが含まれる従来のAVは見れないという女の子はたくさんいましたが、こういった女の子に違和感なく受け入れてもらうために、シルクラボが恋愛仕立てのAVを作成したことをきっかけに、女性向けAVが一般女性にも出回るようになりました。
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女性向けAVの特徴
女性向けAVは、従来の男性向けAVと具体的にどこが違うのか?こちらの疑問にズバリお答えしていきましょう。
女性スタッフが制作に携わっている
女性向けAVは、女性による女性のためのAVをモットーに、制作も女性スタッフがメインとなって行われています。
女性が憧れるシチュエーション、女性がときめくカメラアングルなど、何から何まで女性目線での意見が多く取り入れられています。
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イケメン男優の存在が必要不可欠
これまでのAVは、AV女優の容姿は求められても、AV男優の容姿は重視されていませんでした。
しかし女性向けAVは女性が見るものということもあり、ジャニーズのようなAV男優や、清潔感のある若いAV男優、まるで王子様のようなAV男優といったように、女性の好みを考慮したAV男優が起用され、「エロメン」と呼ばれています。
特に女性に人気のエロメン
エロメンの中でも特に人気を博しているのが、鈴木一徹さんでしょう。また、月野帯人さん、ムーミンさん、しみけんさんなども追っかけファンが出来るほどの人気です。
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挿入部分を映さない
女性向けAVは、挿入部分をわざわざ映すことはありません。したがって、モザイクも全くかからない作品が多くを占めています。
挿入時の映像よりも男女2人が絡み合う映像が多く含まれ、女性をキュンキュンさせるような“愛あるSEXシーン”のクオリティが重視されています。
不自然な描写をしない
男性向けAVのように、不自然な大声で喘いだり、不自然な体位をしたり、企画モノAVのように“時間が止まる”、“裸で運動会”など不自然なストーリー展開がないのもまた女性向けAVの特徴です。
このような「アバズレ感」、「下品に見える行為」は一般女性が共感しづらいため、台本にも細かい注意事項が載っています。
あくまでもカップル同士が行うリアルなSEXを追求
自然体でリアルなSEX描写のために、あえてコンドームをつけるシーンを含めたり、女性の「恥ずかしいけど嬉しい」というSEX中独特の感情を昂ぶらせるリアルなストーリーが展開されます。
この自然なストーリー展開はドラマとしても見ごたえ十分で、より自分自身がAVの世界に入り込めるようになっています。
女性目線での映像が多い
男性が「ハメ撮り」に興奮するのと同じように、女性向けAVも女性視点でのシーンが多く含まれています。この、“素敵なエロメンとのSEXを擬似体験できる感覚”が女性にウケています。
まとめ|女性向けAVの今後
今後も女性向けの「愛のあるセックス」をテーマに制作されるAVは増加する見込みです。女の子が手軽にAVを楽しめるようになったことで、AVそのもののニーズが高まり、より一層AV業界は活性化していくでしょう。
それに伴いAVに出演する女の子もかなりの増加が見込まれるので、もし「AV業界で働こう!」と思うのであれば、勢いに乗りやすい今アクションを取るべきかもしれません。
AVに出演する方法や事務所探しを行う上での知識については、以下の記事を参考にしてみて下さい。