もしも自分の娘がAVに出演しているのを見てしまったら…周囲から聞かされて知ってしまったら…
親はどんな気持ちになるのでしょうか。また、その後の親子関係はどうなってしまうのでしょうか。
AV女優というお仕事は、他人にSEXを見せるという特殊なお仕事です。そのため、よく思わない親が多いことは容易に想像できるでしょう。
今回の記事では、そんな親の心境を紹介します!!
▽この記事でわかること
娘のAV出演に対する親の反応
娘のAV出演の事実は、親にとって受け入れ難い事実だと思います。親が娘のAV出演の事実を知った時、どのような反応をとるのでしょうか。
父親より母親は理解を示してくれる
同性ということもあり母親の方が、AV出演の事実を知った時のショックは少なく、理解を示してくれる傾向にあります。
中には「お父さんには絶対に秘密にしよう」と、父親にバレないように協力してくれる母親もいます。
無理やり引退させる
娘のAV出演について父親のショックは計り知れないでしょう。
実家に連れ戻すなど、契約期間中でも無理やり引退させようとするケースが多く、親にAV出演がバレた後、引退するAV女優は少なくありません。
仕方なく受け入れる…
中には、AV出演を仕方なく受け入れる親もいます。下手に口出しをして娘がトラブルに巻き込まれるぐらいなら、続けてもらった方がマシだと考えるからです。
知っていても聞き出せない
父親の場合、『たまたま見たAVに娘が出演していた』または『知り合いが娘の出演していたAVを見た』ために娘のAV出演を知ることがあります。
この場合、多くの父親は、日頃、AVを見ていることを娘に知られたくないために、娘にAV出演について聞き出せなくなるそうです。
絶縁状態になる
もちろん、中にはどうしても事実を受け入れらない親もいます。
『世間体が悪い』、『うちの娘に限って、そんなことするなんて…ありえない』など娘に対する期待が高かったために、親から勘当されたケースも珍しくありません。
娘の活動を応援する
《引用》
8歳の娘がいます。辛い質問だー(笑)。
・自分の娘がAVに出てたら・・・当然叱ると思います。先の事を考えろ、将来好きな人が出来た時に胸を張ってその人に向かい合えるのか?等。特に軽い気持ちでやっているようならぶん殴ってでも辞めさせると思います。でも売れっ子で本腰を入れているようなら・・・陰ながらそっと応援するでしょうね。勘当なんてしませんよ、それが男親の娘に対する弱さです。
・彼女だったら・・・既にAV女優になってる女性と知り合って付き合ったとしたら、最初からわかってる事ですから認めるでしょう。そうじゃなければもちろん反対しますよ。相手への愛情の度合いによっては別れを選ぶ事もあり得ます。家族だったら・・・母親だったら縁を切ります(笑)。姉、妹なら、多分知らないフリするでしょう。父親だったら・・・言わずもがなです(笑)。親友だったら・・・女性の友人だったらしっかり見るかも。男性の友人が男優やるとなったら・・・「俺も出してくれ」(笑)
引用:教えて!goo
娘のAV出演を承認した親の多くは、心の奥底では辞めて欲しいと思いながらも、自分をしっかり持って欲しいと思うそうです。
- 「確かに人前で裸を晒す仕事ではあるが、プライドを持ってやって欲しい」
- 「AVに出るのが娘のやりたいことであるなら、親としてその気持ちを尊重したい」
また、「無理やりやりたくないことをやらされていないか」、承認をしたものの娘の安否を気遣う親御さんの話を伺ったこともあります。
有名AV女優の親子関係
AV女優は、知名度が上がるほどに親バレする可能性が高くなります。続いて有名AV女優のAV女優の親子関係について紹介します。
鈴木涼美
社会学者であり、元AV女優の鈴木涼美さんは、自作の本「愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論」にて、母親との関係性について、こう記述しています。
私はあなたが詐欺で捕まってもテロで捕まっても全力で味方するけど、AV女優になったら味方はできない
出典元:鈴木涼美(2017)愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論 幻冬舎
彼女は母から死ぬまでAV女優であることを認めてもらえなかったそうです。
翻訳家として社会的地位のある母にとって、身体を売ることは女の価値を下げる行為であったために、AVに出演することに拒絶反応を示したのかもしれません。
紗倉まな
対照的にAV女優の紗倉まなは、自身の本にて母親公認でAVに出演していると話しています。しかし周りの人間は、進学・就職・結婚していることを考えると、親の期待には反しているので、後ろめたさを感じている部分もあるそうです。
出典:紗倉まな(2017)MANA サイゾー
中には親公認のAV女優はたくさんいる
バレてしまった以上、親に話さないわけにはいきませんが、実際に親公認のAV女優は沢山います。
- もともとアダルトに抵抗のない理解力のある親だったから
- AVで稼いだお金を実家に仕送りしているから
- 芸能人になりたいという夢を応援してくれているから
- 親も昔AVに出演していたから
など、親公認となった理由は様々ですが、全てに共通して言えるのは「強い信念を持っている女の子ほどどのような環境下であっても続けていく」ということです。
また、一般的には否定されてしまうお仕事を“自分の親は認めてくれた”ことは、AV女優にとってはかなり励みになるものなのでしょう。
親子で共演するケースもある
これは一部の話ですが、娘が出演したAV作品を娘と一緒に鑑賞し、演技についてアドバイスをするという親もいれば、「一緒にAVに出てみないか」と娘を誘う親もいるようです(孫娘と共演するケースも過去にあります)。
確かにこのようなケースはごこう少数ではありますが、このような家族の形があるのも事実です。
若手より熟女女優の方が承認を得やすい
また、若手のAV女優より、年齢層の高いAV女優の方が、親からの承認は得やすいでしょう。年齢が若い時は、親からの干渉を受けるもので、年齢が増すごとに親からの干渉は受けなくなります。
実際に、48歳でAVデビューした一条崎美香さんも、年齢のことや、親の炊事洗濯の面倒も見ていたこともあり、親御さんの葛藤はあったと思いますが、承認をもらえたと話しています。
【参考記事】:独身女性が48歳でAV女優デビューした理由|東洋経済