「AVにでたらどのくらいの確率で性病になるのだろうか?」
AV業界に興味のある女の子なら、誰しもが気になる問題だとおもいます。残念ながら、その確率について、はっきりしたデータがあるわけではありません。
しかし、風俗業界と比べると、衛生上の整備がきちんとなされているので、感染の確率はかなり低いです。
今回のコラムでは、①AV業界が行う性病への対処方法や、②性病にかからないために日頃気をつけるべきことを紹介します。
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▽この記事でわかること
AV女優は性病に感染しづらい?撮影現場で行われる衛生上の配慮とは
実際に、AV業界では、性病に対する、どのような安全管理が行われているのでしょうか?
撮影前は性病検査が義務付けられている
まずAV業界では、撮影前に、HIVや性病検査の検査を行います。検査結果は、女優・男優共に提出しなければなりませんが、検査結果が陰性だと撮影に参加できません。
もし、陽性結果の俳優が出演したら、感染した俳優を経由に、業界全体に病気が蔓延するからです。検査費用は、プロダクションまたはメーカーが負担します。
体調管理がしっかりした男優さんが相手
男優さんは、性病になると、失業のリスクがあるため、日頃から体調管理を徹底します。また、男優さんの多くは、撮影当日の精液の量をコントールするため、プライベートではセックスはおろか、オナニーもしません。
こうしたことから、不特定多数の男性を、相手にする風俗業界より、特定の男優さんと性的接触を行うAV業界の方が、安全と考えられるでしょう。
男優さんはしっかり爪切りを行っている
AV男優は撮影前にしっかり爪切りをします。爪が伸びた状態でのコンドームへの接触は、コンドームが破れる原因になります。
また、爪が伸びた状態でセックスをすると、デリケードゾーンを傷つることがあり、傷口から病気が感染することがあるので、しっかり爪切りを行う必要があります。
実は生でエッチしないことが多い
AVでは、「生本番」、「生中出し」と呼ばれるジャンルがありますが、モザイク越しからコンドームの有無がわからないため、生本番系のジャンルのAVでも、現場ではコンドームを着用するケースが多いです。
※近年、モザイク技術の向上により、モザイク越しからコンドームの付け根が確認できるAVが増えてきました。そのため、本当に生で撮影するAVも増えている現状です。
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AV女優が性病になる確率は0じゃない!AV女優が性病になるケースとは?
AV女優が性病になるケースはほとんどありませんが、だからと言って性病にならないことが保証されたわけではありません。AVでは、全ての女優さん、男優さんへ性病検査を義付けることで、業界内における感染のリスクを極力ゼロに近づけています。
しかし、すでに業界の内側にいる俳優さんならまだしも、まだAVに出演したことない女優さん、男優さんが、性病を抱えているのかは判断できません。
性病は潜伏期間があるため、性病検査で陰性と出ても、性病にかかっていることがあるからです。
新人女優の相手をしたために、性病にかかった男優さんもいるので、その男優さんを経由して、二次被害的に、性病をもらうリスクはあります。
性病はどうやって感染するの?
性病は病原菌を持った相手との口や性器同士の接触により移ることがほとんどです。
女性の場合、 性的接触がなくてもまれに温泉施設やトイレの便座から移ることがありますが、ほとんどは性的接触によるものと考えて良いでしょう。
また、各性病の主な症状と潜伏期間について、以下の表でまとめました。
【性病の種類】
症状 | 潜伏期間 | その他 | |
クラミジア | <初期症状>
<病状進行>
| 10日〜20日(早ければ3日) | 治療しない場合、不妊やHIV、淋病などにかかる確率が上がる |
淋病 |
| 1日から7日 | – |
カンジタ |
| – |
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トリコモナス |
| 4日〜1ヶ月 | 温泉施設・便座から感染することもある |
尖圭コンジローマ |
| 3週間〜8ヵ月 | – |
AV女優が性病かもと思ったらどうすればいい?
もし、上の表でまとめた症状に該当する場合、どうすれば良いのでしょうか?
病院で検査を受ける
まずは、病院で検査を受けることをオススメします。病院によって数時間後に結果がわかることもありますが、一週間近くかかることもあるそうです。
男性医師に検査してもらうことに抵抗がある場合は、女性医師の病院を探して検査を受けてみてくださいね。
病院が空いてない場合は検査キットを使う
インターネットを介して自宅で性病検査できる検査キットを入手できます。病院に行く手間が省けますが、インチキな業者もいる上、病状を見逃すリスクがあるので、できる限り病院で検査を受けましょう。
プロダクションへ相談する
検査も必要ですが、女優さんは、性病にかかったと思ったタイミングで、所属先のプロダクションへ相談してください。撮影が原因で性病にかかったのであれば、プロダクション側が治療費を支払う義務があるからです。
また、プロダクションにとっても、性病の恐れがある女優さんが、次の撮影が入っている場合、先に手を打っておきたいので、きちんと相談しましょう。
病院が休みの場合どうすれば良いの?
過去にかかったことのある性病と同じ症状が出ている場合は、飲む薬がわかっているのであれば、市販の薬で対処できると思いますが、医療知識がない方が、独断で対処することは危険です。
インターネット上には間違った情報がたくさん飛び交っているので、できれば病院で診療を受けてください。新宿などAV事務所や風俗店の多い地域は、深夜営業に対応する病院も多数、存在します。
性病がどうしても不安な方は本番プレイのないAVに出演する
一握りとはいえ、AV女優が性病にかかる可能性はゼロではありません。どうしても、不安な場合は、本番プレイのない働き方もあるので、本番行為をNGに設定しましょう。
AV女優が性病のリスクを避けるためには優良プロダクションを選ぶべき!
コンプライアンスを遵守するプロダクションほど、性病にかかる女優さんは少ないでしょう。危ない仕事を避ける傾向にある上に、少しでもリスクのある撮影は、事前に女優さんへ説明した上で承諾を得るからです。
反対に、撮影内容について詳しく説明しないプロダクションは注意してください。病気のリスクだけでなく、やりたくないプレイをやらされたなど出演被害に遭う可能性があります。
プロダクションを選ぶ際は、「顔バレなどのリスクについて説明されたか」、「出演料が不当に高くないか」などを面接時に確認すると良いでしょう。
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まとめ
性病のリスクは、AV業界に限らず、セックスをする以上、全ての方にとって他人事ではありません。性病への対処方法を学ぶ上で、今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。