AV女優の多くは、プロダクションとは雇用契約を結んでいません。業務委託としてAVのお仕事をもらうため、AVで稼いだお金は確定申告する必要があります。
そのためAVのお仕事で経費計上できる費用について、気になる女優さんは少なくないようです。
この記事では、AV女優のお仕事で経費計上しやすいものと、計上する上で注意すべきことについてまとめました。
▽この記事でわかること
AV女優のお仕事で経費と計上しやすいもの
早速ですが、AV女優のお仕事で経費計上しやすい費用について確認しましょう。
交通費
まず面接や撮影でかかった交通費に関しては、経費計上できます。交通費を負担してくれるプロダクションも多いので、プロダクション負担分に関しては計上できません。
そのためプロダクションと折半、またはプロダクションが負担しない場合は、計上しましょう。その際には、ICカードはどの区間で使用したのかがわかりづらいので、なるべく切符を購入し、領収書を発行してください。
宿泊費
遠方からお越しの女性は、ホテルや旅館などで宿泊する必要があります。
宿泊費は、プロダクションが負担してくれますが、折半または全額負担のプロダクションもあるので、その場合は経費として計上可能です。
仕事用で使用した携帯料金
携帯料金に関しては、お仕事で使用した分に限り、経費計上できます。
プライベートと仕事で、携帯電話を使いわけでいない場合、通話記録などを開示することで、仕事で使用したことを証明する必要が出てくるかもしれません。
全ての費用が経費として認められるとは限らない
経費計上できるかどうかは、自費で負担したか、プロダクション、メーカーが負担してくれたかによって異なります。また自費で負担したからといっても、経費として認めるかどうかの判断をするのは税務署です。
項目の内容が不自然だったり、あまりにも高額の場合、税務署に疑われやすくなります。不正に計上したとみなされると、追徴税が科される可能性があるので、気をつけましょう。
AV女優が経費計上する際に、注意すべき費用
以上のことを踏まえて、AV女優が経費計上する上で注意した方が良い、費用の内容を紹介します。
飲食代
飲食代は経費として最も計上しやすいと言われています。AV女優のお仕事でも計上できると思いますが、仕事関係の会食では、プロダクション、メーカー側が費用を負担するのが一般的です。
AV女優が費用を負担するのは一般的ではなく、不自然に映るため、計上すると税務署の方に怪しく思われるかもしれません。
洋服、コスメの代金
見た目を売りするにお仕事ですので、AV女優の多くは洋服やコスメには力を入れます。
洋服やコスメの代金も経費として計上しやすいと思われがちですが、宣材写真、ビデオの撮影では、プロダクション、メーカーが専門のスタイリストを用意するのが一般的です。
面接やメーカー営業で使用した、コスメ、洋服の代金ぐらいは、経費として認められるかもしれませんが、金額によっては不自然に思われるかもしれません。
整形費用
整形費用に関しては、プロダクション、メーカーが負担してくれるのが一般的です。
仕事をもらうために自費で整形する女優さんもいるかもしれませんが、公私を見分けるのが難しいため、認められないかもしれません。
仕事のために整形したのか、また『綺麗になりたい』など私的な理由で整形したのかのどちらかを判断する術がないからです。