AVへの出演を検討している、または現在AVに出演している女性の中で、エイズにかかる心配をされる女性もいるでしょう。
この記事では、AVの撮影でエイズにかかるプレイや、AV女優がエイズにかからないために必要なことを紹介します。
▽この記事でわかること
AVの撮影でエイズ(HIV)になる原因とは?
エイズの危険性のあるAVのプレイを簡単にまとめると、以下のとおりです。
- コンドームなしの挿入
- コンドームなしのフェラチオ
- コンドームなしのクンニングス
- アナルセックスやスカトロプレイ
中でもアナルセックスやスカトロプレイは、エイズに限らずあらゆる病気になるリスクを含んでいます。
お尻の穴や大便にはあらゆる菌が含まれていて、また肛門内は傷つきやすく(傷口から感染する)、細菌を溜め込みやすいからです。
AVの撮影で行われる衛生上の配慮
稼ぎ頭であるAV女優が、エイズなどの病気にかかることは、AVプロダクション、メーカーにとって大きな損害です。
そのためAVの撮影では、出演者の病気などのリスクを避けるために、以下のような衛生上の配慮がなされます。
AV男優・女優共に性病検査が行われる
- AV男優は爪切りを行っている
- 撮影前と後でシャワーで身体を洗う
- コンドーム着用のAVが多く、コンドームなしのAVはNGに設定できる
詳細:AV女優と性病の関係、AVの撮影で行われる衛生上の配慮について
アナルプレイで行われている衛生上の配慮とは?
アナルセックスは特にエイズに感染するリスクが高いため、撮影ではワセリンやローションでまず穴をほぐしたり、漏らさないように、事前に浣腸します。
いきなり挿入すると穴の中に傷口ができるからです。
▷アナルプレイの撮影裏側について詳しくはこちら
スカトロプレイでは本物のうんこが使われない?
また、スカトロプレイの撮影では、チョコレートや八丁味噌で作られた実物そっくりの物体が使用されるため、本物のうんこが使われないことが多いようです。
AV業界初のHIV感染者が出た?
2018年10月、AV人権倫理機構が、公式サイトにて、HIVの陽性反応が出たAV女優について公表しました。
感染した女優さんと共演したAV男優は、即日検査を受けるよう指示を受けましたが、今までHIVに感染したAV女優がいなかっただけに、関係者以外への厳重な口止めが行われていたそうです。
感染した女性は、不定期に風俗で働いており、AVのお仕事ではなく風俗勤務が原因で感染したと言われています。
参考:AV女優のHIV陽性判明、感染発覚以降も撮影は行われた|NEWS ポストセブン
AV女優がエイズにならないためにはどうすれば良いの?
AVに出演する以上、エイズにかかる可能性はゼロではないでしょう。最後に、AV女優自身がエイズにかからないためにできることを紹介します。
コンドーム着用のAVにだけ出演する
まず、なるべくコンドーム着用のAVにだけ出演しましょう。
挿入だけでなくフェラチオやクンニングスもエイズなどの病気に感染するリスクがあるので、フェラチオやクンニングスの撮影でもコンドームを着用することを、撮影スタッフへ伝えましょう。
アナルやスカトロなど危険なプレイはNGに設定する
事前にNGに指定したプレイはA撮影では行われないので、アナルやスカトロなどエイズへのリスクが高いプレイはNGに設定しましょう。
無理なく働く
体力の低下は感染のリスクを高めます。なるべく余裕を持ったスケジュールで働くようにしましょう。
定期的に検査を受ける
HIV感染後からエイズ発症を防ぐためには、エイズが発症する前(無症候期間)の状態で、HIV感染を早期発見することが必要です。
HIV感染を早期発見するためにも、定期的にHIV検査を受けるようにしましょう。
医療機関でHIV検査が受けることができますが、無料で受診したい方は保健所などで検査を受けることをオススメします。保健所であれば匿名で検査が受けられます。